アームレスト(肘掛け)の腕が触れるプラスチック部分のことを「肘パッド」という。
この部分はとにかく壊れやすい。
肘とか手の汗がつきやすく、水分・塩分がプラスチックに染み込んでどうしても劣化してしまう。
最初は亀裂が入る程度なのだが、すぐに劣化が進行して上記画像のようになってしまう。
そんなときの対処法をご紹介したい。
メーカーの部品交換は高すぎて却下
ほとんどのオフィスチェアには、部品交換のサービスがある。ヘッドレスト、座面クッション、アームレストなど、お金を出せばメーカーを通して買える。
肘パッドが壊れた場合、アームレスト(肘掛け)全体を交換する必要はなく、肘パッドだけの交換サービスを提供しているメーカーは多い。
この記事の最初の画像は、内田洋行のパルスチェアだが、肘パッドの交換はできる。
検索するとヤフーショッピングで上記商品があった。交換用の肘パッド送料込み8,500円程度。
この価格を高いとみるか、安いとみるかは人それぞれだが、私はこのオフィスチェアを中古2万円で買った。
チェア2万円で、肘パッド8千円はないだろう。肘パッドの交換ごときでチェア本体の半額近い金額は出せない。
汎用の肘掛けカバーがある
実は、汎用品として肘掛けのカバーがある。
上記はカバーをかけた状態。肘パッドがひび割れてもカバーをかければ問題ない。
このカバーはAmazonで1500円程度。もちろん左右でワンセット(つまり2個入り)。
→オフィスチェアカバー 肘掛けカバー 肘掛けクッション (Amazon)
伸縮性があるので、どんなサイズのアームレストにもほぼ対応している。
以下は、割れた肘パッドとカバー装着した肘掛け。
肘パッドが割れていると見栄えが悪いだけでなく、肌触りも悪い。テープで補修しても焼け石に水だった。
もっと早く肘パッドカバーの存在に気づけば良かった。肘パッドが割れ始めた初期の段階ですぐにカバーをかけるようにしたい。
あるいは割れる前に最初からカバーをかければ、肘パッドに汗がつかないので、劣化を食い止めることができる。
上記はカバーを両方付けた状態。これでひと安心。
オフィスチェアを使っているひとはぜひ肘掛けカバーを考慮してほしい。
肘パッドが割れてしまえば、中古で転売するときもひどいマイナスポイントになる。メーカー純正品で交換するなら1万円程度の出費になる。
肘掛けは割れるものなのでご用心。
以下、Amazonのオフィスチェア肘掛けカバー商品のリンク。