内田洋行(ウチダ)のオフィスチェア「CAST キャスト」
リクライニングとは別に背面がしなってくれる構造。
キャストの機能と特徴
- 背面の上部が常に15度動く。
- シンクロリクライニング(シンクロロッキング)。
- 座面の上下調節は120mmで、低い座高にも対応。
- 座面の奥行き調節。
- ランバーサポートの上下調節。
- オプションでヘッドレストやフットレストがある。
絶妙の背面レスポンス
内田洋行の人気機種「キャスト」。
キャストの最大の特徴は、背面の上部が常に後ろに倒れること。背中に力を入れると「背面がしなってくれる」ということ。もちろん、背面全体がリクライニングするのだが、それとは別に、上部だけが傾く構造になっている。
コクヨのフォスターも同じ構造になっている。
この機能があると、どんな良いことがあるか。たとえば、作業中にリクライニングを固定しているときでも、ちょっと背伸びをすると背面がついてきてくれる。
また、リクライニングするときでも、上部が別の角度で傾いてくれるので、背面が素直にレスポンスしてくれる感覚があるという。
実際、椅子に座って作業しているときでも、人間はけっこう動く。ちょこちょこ動くからこそ血行がよくなり、「座っていられる」のである。キャストは、どんなときでも背中に力を加えると背面の上部がしなってくれるから、非常に座り心地が良いという。
もちろん、傾く強度を調節できるから、ちょっと力を入れるだけで傾いてしまうことはない。それぞれの好みのレスポンスにできる。
古き機種なので、中古なら2万円前後で買えるお求めやすさも魅力。(もっと安く買えるかも)