使用しているパルスチェアにヘッドレストを付けたくなった。
メーカー(内田洋行)純正のヘッドレストは約3万円。どのメーカーもそうだが、純正品はぼったくり価格だ。
高級チェアなのでパーツが高いのは当然かもしれないが、低所得者にとってはつらい。
そこで汎用のヘッドレストを装着することにした。
さすが世界の工場だけある
私が購入したのは以下の汎用ヘッドレスト。
→ オフィスチェア ヘッドレスト チェアヘッドレスト(Amazon)
2千円以下で購入。
ほとんどオフィスチェアに取り付けることが可能だ。
中国から直送なので配送されるまで1週間ほどかかった。届いたのは以下。
簡易梱包で説明書もなし。ここまで合理化するからこそ、安いのだ。
それにしても、ヘッドレストが2千円程度で付けられるというのはすごい。世界の工場である中国だから可能な芸当。
「汎用」ヘッドレストということで、正規メーカーを敵に回すような商品だ。そういった商品を平然と作ってくれるのは中国だからこそ。
日本の中小企業では、正規メーカーに遠慮して作ることができない。
ヘッドレストの取り付けは簡単だった
汎用ヘッドレストは、ネジで固定するだけの簡単な構造。
そうはいっても、DIYに自信のない人は二の足を踏むかもしれない。私もそうだった。
そういうときはYoutubeにかぎる。動画が一番わかりやすい。
上記動画は、リープチェアに汎用ヘッドレストを取り付けた動画だが、オフィスチェアの種類は関係ない。単に、ヘッドレストの取り付け方がわかればいいので。
取り付けるイメージがわかってしまえば、あとは簡単だ。
DIYが苦手な人は、作業イメージがわかないのが問題。私もそうだが、部品や道具から作業プロセスのイメージがまったくわかないのだ。動画で教えてもらえば、苦手な人でも楽々できたりする。
ちなみに、Amazonの商品レビューで、説明書がないからという理由でこの商品に低評価を付ける人が多い。おそらく付け方がわからなかったのだろう。
ネットでググって自己解決できない人は、法外な正規品を買うしかない時代だ。
以下、この商品の構造。U字の金具をチェアにかませて、ネジで強引に締め付けるだけ。
上記で紹介した動画には、チェアを傷つけないようにゴム板を購入するように勧めているが、マジック板がこの商品には含まれていた。
私のパルスチェアは中古で買ってボロボロなので、傷つくことは気にしないが、板をかませたほうがしっかり固定できる。
汎用ヘッドレストの限界もある
ということで装着できた。
ヘッドレスト自体の品質はけっこうしっかりしていて、頭を乗せてもまったく問題ない。外観もまったく問題ない。
しかし1つだけ問題があった。
パルスチェアは、ヘッドレストを装着する部分が少しずれている。
上記画像を見てのとおり、背中をあずける背面とは別に、ヘッドレストを装着する部分が分かれている。
そのため、頭をやや後ろにしないと、ヘッドレストに頭を乗せられない。
リクライニングしてぐぐっと頭を後ろにすれば、ヘッドレストに頭が乗って気持ちがいい。しかし、通常の作業ポジションではまったくヘッドレストが頭にあたらないのだ。
おそらく、純正品であれば、ヘッドレストが前方にせり出しているのだろう。
このように、チェアの特性によっては、汎用ヘッドレストは十分に機能しないのだった。こればかりはしょうがない。
正規品ではなく、汎用品だけに限界があるのだ。これは諦めるしかない。