コクヨのオフィスチェア「エアフォート」
腰のサポートをエアクッションにして、上半身を立ち姿勢にする。腰痛対策に期待が高まる。
エアフォートの機能と特徴
- 上半身を立ち姿勢にすることで、疲れない椅子を目指す。
- エアランバーサポート:腰のサポートがエアクッションになっている。
- エアスリットシート:クッションにスリットを入れることで、放熱性を高める。
- オートアジャストロッキング:座る人の体重に合わせてロッキングの強弱が自動で変わる。
- 座面の上下、前後調節。
- ヘッドレスト。
エアクッションで背中の隙間対策
当機種の特徴は言うまでもなくエアランバーサポート。空気を入れたクッションになっていて、どんな背骨をしている人でも、ぴったり密着する。
腰をしっかりサポートすることで、「上半身を立ち姿勢に近づける」というのがコンセプト。腰への負担をなくすことをメインテーマにしている椅子なので、腰痛もちの人が購入することが多いらしい。
ヴィスコンテで腰痛が治ったという話を書いたけど、正しい姿勢というのは本当に大切。上半身が正しい姿勢でいることで、長時間座っていても身体に負担をかけない。
たとえば、リビングにあるようなフワフワのソファで作業をすると、姿勢がどんどん崩れていく。長期にわたって作業すれば腰を悪くする。崩れた姿勢ではなく、立った姿勢というのが大切なんです。
当サイトで紹介するようなオフィスチェアはどれも正しい姿勢に矯正してくれるはずだけど、エアフォートは明確に「立ち姿勢に近づける」とコンセプトを打ち出しているので期待がもてる。
椅子の背面と背中に空間があると、その部分は支えられてないわけだから、姿勢が崩れていくはずだ。そして腰の負担になる。エアフォートのようにエアクッションで隙間なく支えてくれれば、正しい姿勢を維持しやすい。まったく理に適っている。
他のオフィスチェアでも、(背面がメッシュであれクッションであれ)、伸縮性があるわけだから、しっかり背中をサポートしてくれると思う。しかし、腰を悪くしている人は、エアフォートのように完全にフィットしてくれる椅子は検討する価値がある。