コクヨのオフィスチェア「ing(イング)」
コクヨからとんでもないオフィスチェアがリリースされた。度肝を抜かれるよ。
ing(イング)の機能と特徴
- 驚愕の揺れる椅子。
- 座面下にグライディング・メカがあって、360度自在にチェアが揺れる。
- 座りながら体を動かせるため、座りっぱなしの弊害を抑えて、体に良い。
- 座面が360度動くため、ランバーサポートなしで背面がぴったり合う。
- 体の動きに合わせて揺れるため、常に体圧が分散される。
- フロントフリーチルト:座面が前方に折れ曲がるチルト機能。ただしバーチカルタイプのみ。
公式サイト「ing(イング)」
コクヨからすごいチェアが出た
未だかつてない「揺れるチェア」が出た。
遊園地の乗り物のように座面が自由自在に動く。
百聞は一見に如かずということで、以下の動画を見ていただきたい。
ここまで自由に座面が動くチェアは見たことがない。
やや似ているチェアとしてスチールケースのシルクがあるが、やはり別物。シルクは弾力がある程度だが、コクヨのイングは自由自在に大きく揺れる。
かつてない唯一無二のオフィスチェアだ。
冗談抜きで座りながら体操できる
コクヨのing公式ページの中に、ingエクササイズというページがある。
チェア全体が自由に動くため、体を動かすエクササイズが可能。
作業の合間にちょっと一息入れて、リフレッシュできる。
考え事をするときとか休憩のときに、ユラユラ揺れながら座れるのは素晴らしい。
集中力も増して、仕事の成功にもつながるはずだ。(言い過ぎ?)
座りすぎの弊害をなくすチェア
ここ数年、座りっぱなしの生活が体に悪いとさんざん報道されている。
現代人は座りっぱなしの仕事が多く、それによって寿命を縮めているという。
イングのように椅子が揺れてくれれば、血行を促進することは間違いない。
コクヨはもっと大々的に「体に良い」と宣伝してはどうだろうか?
公式ページでは、「座りすぎ大国を、救え」というキャッチフレーズがあるが、もっと強い言葉で訴えるべき。
ハーマンミラーのエンボディは、ちょっと背面構造をいじっただけで「体に良い」を前面に押し出している。
日本のメーカーは宣伝手法が大人しすぎる。
長時間作業の人は試してみたい
1日30分程度座るだけなら、揺れるチェアは不要かもしれない。
しかし、長時間座って作業をする人は、血行不良で苦しみながら座っているはず。(たとえ自覚症状がないとしても)
イングのように揺れるチェアを使えば、びっくりするほど体が楽になるかもしれない。寿命にかかわる話だ。
私もいつか必ずこのチェアを買おうと心に決めた。
シンクロロッキングがない?
動画を見て気になったのは、シンクロロッキング(リクライニングしたときに足の裏が離れないように座面が沈み込む機構)がないこと。
座面の下に360度揺れるグライディング・メカがあるため、シンクロロッキングをつけるのは不可能みたいだ。
となると、後傾姿勢に固定して作業するのはちとキツイ。(足の台を用意する手もあるが)
サブのチェアとして使うことができたら最高かも知れない。