前傾姿勢が取れるオフィスチェアを厳選 | オフィスチェア.com

前傾姿勢が取れるオフィスチェアを厳選

前傾姿勢で作業する人はけっこう多い。

読書、執筆、PCのキーボード操作では、直立から前傾姿勢を取るケースが多くなる。

通常のチェアは背もたれが後ろに傾いているので、前傾姿勢を取ると腰が背もたれから浮いてしまう。

結果として、長時間の前傾姿勢は姿勢が悪くなるし、疲れる。

オフィスチェアの中には前傾姿勢に対応した機種があり、このページではその点について解説したい。

どのように前傾姿勢に対応しているのか

後傾について言えば、すべてのオフィスチェアは後傾に対応している。

後方リクライニング固定とシンクロロッキングについては、高級オフィスチェアは通常対応している。

では、前傾姿勢に対応したチェアはどのようなものだろうか。

一口に「前傾姿勢対応のオフィスチェア」といっても、設計思想がまったく異なる。

前方リクライニング:シルフィー

リクライニングによって前傾姿勢をサポートする。

通常、背もたれのリクライニングは後方だが、前方にもリクライニングするチェアがある。

そのため、前傾姿勢のときでも、腰から背中のサポートを受けながら作業を続けられる。

上記はオカムラのシルフィーだが、青矢印が通常の背もたれの位置。

そこから後ろにリクライニングできるのは、どのチェアでも同じ。

前傾機能がついているチェアは、赤矢印のように前方にリクライニングする。

そのため、やや前のめりで作業するときとか、あるいは直立姿勢でキーボード作業をするときに背もたれに支えられながらできる。

同じくオカムラのサブリナ(スタンダードタイプ)も、前方リクライニングシステムとなっている。

背下部が前方にせり出す:デュオラ

前傾姿勢を取ったときに、腰が背面から離れないように、背ものたれの下部がせり出す。

上記は、コクヨのデュオラだが、背下部がせり出すことで腰部全体を押し上げる。

これによって前傾姿勢でも腰をサポートし、姿勢の崩れや腰痛を防ぐようになっている。

イトーキのスピーナチェアも似たシステムがある。(浅く腰かけた段階でランバーサポートがせり出す)

前傾チルト:アーロンチェア

背もたれと座面が前方に傾く。

「チルト」とは、座面と背面の角度が同じままで傾くこと。姿勢が一定のまま傾くことができる。

それにたいして、「リクライニング」とは座面の角度が変わらずに背を伸ばせる機能。

後傾チルトは医療用チェアで使われる。(オフィスチェアの世界では、後傾チルトは足が浮いてしまうので安物チェアである)

アーロンは後傾姿勢においては当然ながらリクライニングが可能だ。それに加えて、前傾はチルト機能になっている。

前傾姿勢になったときに座面も一緒に前方に傾く。

上記はアーロンチェアだが、座面も前方に傾いているのがわかる。

メリットが何かといえば、思いっきり前傾になっても太ももを圧迫しない点である。

ちなみに、他の高級オフィスチェアでは、座面クッションの前方を柔らかくするといった工夫で、前傾時の太もも圧迫を防いでいる。

実際、太ももを圧迫するほど前傾を取る人は少ない。

小学~高校の椅子は前傾チルトしないが、みんな普通に前かがみで書いている。

しかし、強めの前傾姿勢を長時間すると、体を不自然に折り曲げることになる。

学生時代は若かったからいいが、歳をとると辛いはずだ。

アーロンの前傾チルトがあれば間違いなく楽である。

PC作業は前傾か後傾か

デスクに紙を置いて、手書きで作業するときは、誰であっても前傾姿勢になる。

これはちょっと想像すればわかると思う。後方リクライニングでふんぞり返りながら手書きするのは不可能だ。

しかし、PC作業はどうだろうか?

オフィスチェアに座ってPC作業を行う人が多いはずだが、はたして前傾だろうか後傾だろうか?

人によって、後傾で作業する人もいるし、前傾で作業する人もいる。

マウス作業だけの場合は、後傾姿勢の人が多いかも知れない。キーボード入力となると、直立から前傾姿勢の人が出てくる。

私はブログ執筆でキーボード作業を行うが、直立姿勢で入力することが多い。(つまり前傾。どのチェアも通常は背もたれが若干後方に傾いているため、直立をサポートするためには前傾対応である必要がある)

後傾でもキーボード入力は可能なので、こればかりは「人による」としか言えない。

映画やテレビでプログラマーが出てくると、後傾で作業している人が多い。長時間PC作業の人は後傾かも知れない。

オフィスチェアを買う前に、自分がどのような姿勢でPC作業をしているのかチェックしてみよう。

前傾可能なオフィスチェア4選

アーロンチェア

ハーマンミラーのアーロンチェアは前傾姿勢が可能となっている。(前傾チルト)

90年代にオフィスワーク用の作られたチェアだが、前傾チルト機能をつけたことが人気のひとつ。

アーロンチェアは米国で爆発的に売れたが、デスクワークで前傾の人が多いということを示しているのではないか。

前傾チルト機能がなかったら、こんなに長期間にわたって人気チェアの座でいることはなかっただろう。

アーロンチェアのレビュー

サブリナ

オカムラの人気チェアであるサブリナにも前傾機能がある。(前方リクライニング)

ただし、スマートオペレーション機能付きモデルは前傾機能がないので注意すること。

サブリナはバロンやコンテッサと並ぶ高級チェアで、買った人たちの評価が高い。

美しいメッシュと卓越したホールド感。

漫画家の利用者も多いという。

サブリナのレビュー

シルフィー

オカムラのシルフィーも前傾機能がある。(前方リクライニング)

比較的新しい機種であり、オカムラの中ではリーズナブルな価格も魅力。

背面のカーブ形状を変える機能もあり、小柄な人から大柄な人まで対応。

パーソナルヘッドパネルという新しいオプションもある。

シルフィーのレビュー

デュオラ

コクヨのデュオラも前傾機能がある。(背下部が前方にせり出す)

コクヨの比較的新しいオフィスチェア。

前傾時に腰をサポートする機構を取り入れている。

その他にも、座る人の体重によってロッキングの強度が変わるようになっている。

価格は意外にお手頃のチェア。

デュオラのレビュー

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