イトーキのプレスリリースで、スペインのACTIU社が製造する多目的チェア「ACTIU WG Chair」を販売するとの告知があった。
ACTIUという会社はまったく知らなかったので、調べてみた。
スペインのオフィス家具業界で、1968年創業の老舗企業だという。
イトーキのプレスリリースは以下。
→ 国際的に権威のあるデザイン賞受賞のスペイン製多目的チェア『ACTIU WG Chair』 を販売
ACTIUの発音
まず、ACTIUの発音からしてわからない。
英語にはない単語だが、直感的には「アクティウ」。しかし、スペイン語となると「アクチウ」かも知れない。
SpainBusinessというサイトによると、「アクティウ社」となっていた。
検索しまくっても、カタカナで表記しているのは上記サイトだけ。
これが正しい発音である保証はないが、英語っぽく発音したときの「アクティウ」で当サイトも通したい。
イトーキのプレスリリースの説明
上記でリンクしたイトーキのプレスリリースには、アクティウ社について以下の説明があった。
1968年創業のスペイン老舗ファニチュアメーカー。
空港施設から教育・医療・インテリア建装工事業に至る多様な市場を対象にしています。
環境活動にも積極的に取り組んでおり、本社及び生産施設(ACTIU TECHNOLOGY PARK)は、国際的な建築物の環境性能評価制度「LEED」における最高評価レベルであるプラチナ認証を取得。
また、2017年にはCEOであり創業者でもあるVicent Berbegal氏がEuropean Business Awards(EBA)式典でEuropean Entrepreneur of the Yearを授賞するなど、急速に市場での存在感を高めています。
アクティウ社の創業CEOが、「2017年ヨーロッパの最優秀起業家」に選ばれたという。
EUでは存在感のある会社なのかも知れない。
オフィス家具業界で世界的に存在感のある会社といえば、売上トップの米国のスチールケース社が浮かぶ。日本のオカムラもオフィス家具で世界4位の売上。
アクティウ社の売上規模は不明だが、今後判明したら追記したい。(英語のwikipediaには該当ページなし。スペイン語らしきwikipediaにはページがあったが、売上表記はなし)
アクティウ社の製品を写真で鑑賞
どんな家具をつくっているのか検索をかけたら、さすがネットの時代だけあって、写真がガンガン出てくる。
特に、archiproducts.comという製品ポータルサイトで、ACTIU社の製品として一覧表示があり、それが一番見やすかった。
興味がある人は以下のサイトをどうぞ。
一部キャプチャが以下。
オフィス家具の会社なので、どの国であろうと製品内容は似ている。
以下の製品はACTIU社のTNK A500というオフィスチェア。
ごく普通のオフィスチェアである。
それほど強い印象を受けるデザインではない。
他の製品も含めて、全体的にシンプルなデザインが多い。
好みの問題だが、高級感がちょっと足りないと私は感じた。写真の撮り方の問題かも知れないが。